ゼネラルミルズ(GIS)株保有者である泡沫投資家の私をあざ笑うページ 1Q 2018
こんばんは、ノディでございます。
日曜日に紹介いたしましたゼネラルミルズ(GIS)ですが、売上高、EPS共に見事にコンセンサスを落としています。
20日の市場では一時7%以上の下落を演じ、結局5.80%安に沈みました。
営業利益率がどうとか資本効率がどうとか言っても、常に成長が求められる企業体の売上高が長期間下落し続けるのは異常事態です。
異常事態であることを認識して経営に臨んでいただきたいです。
上画像の内、気になったのは最後の方。
「2018年通期で為替変動の影響を除いたEPSを1~2%増にする。」
と言っています。しかも売上高の減少を見越した上でそれを実現すると宣言していることです。
営業利益率の向上を目指していくスタンスは継続のようですが、インフレ率を2%程度としたらEPSの成長はインフレに追いつけない事をあえてアナウンスしていることに他なりません。
増配率が低いわけではありませんが、EPSの推移が今後、良くて横ばい...となると、配当の成長がいつか止まるのは必然。
自己資本比率が下がり基調なのも手伝って非常に厳しい状況が続くと言えます。
株価65ドル以上で買った人は気が気でないでしょうね。
1年位で30ドル台まで行っても不思議ではありません。
私のポートフォリオの中でゼネラルミルズ株は5%程度の割合を占めています。半値になったとしても他の銘柄の配当金で十分カバー可能な程度なのでしばらく様子見とします。
でもハーゲンダッツは美味しいと思うんですよ。
あざ笑うシリーズです。決断力が試される。