泡沫投資家ノディの米国株入門

インフレに勝ちたい

2017年10月1日のポートフォリオ

Summary エネルギー・通信が堅調も食品が弱気

こんばんは、ノディでございます。

最新の投資状況を報告致します。

今月から配当金情報も掲載します。

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買付履歴

新規買付

ユニリーバADR(UL)9/5

58.1699 USD ✕ 32株

 

買い増し

エクソンモービル(XOM)9/7

78.94 USD✕ 23株

 

AT&T(T) 9/8

35.35 USD✕ 33株

 

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雑感

全体的に持ち直してくれましたが、為替が円安に振れた事が大きく銘柄によって動向はバラバラです。

トータルリターンの増加率だけみるとS&P500(IVV)より高い事が気がかりです。市場平均より高いパフォーマンスが続くと長期ではリターンが下がる結果になるはずですので。

受取配当金は76ドルとなりました。税引前では初めて100ドルを突破しました。収入を補うようなものではありませんが、小遣いを補う額にはなりつつあります。モチベーション向上にもなります。

 

原油価格が5ヶ月ぶり高値をつけたことでエネルギー株が堅調です。

特にロイヤルダッチシェル(RDS-B)は2年来高値を追っています。足元の原油価格の上昇はシェールオイルの供給増を招く事は目に見えているので強気にはなれません。

また、通信株も持ち直しの動きが見られます。スプリント(S)とTモバイル(TMUS)の合併交渉が進展しているという動きから過当競争による消耗戦が終わるかもしれないという期待を折り込みつつあります。ただし強気に転換するにはまだ確定情報が少なすぎます。

「噂で買って、事実で売る。」という言葉は多分米国も一緒なんじゃないかと...動向を注視していきます。

エクソンモービルとAT&Tの買い増しは月の前半に実施しました。後半からの円安株高の動きでこの2社のパフォーマンスは目を見張る物があります。8月末時点ではポートフォリオの病人と化していた2社ですが、配当利回りは申し分ないので買い増しへの抵抗感はありませんでした。自然と手が伸びていきました。配当のチカラ恐るべし。

結果的に月後半になってスイッチが入ったように株価が上昇していきました。嬉しいやら安心して買い向かえる銘柄が減って悲しいやら。

 

他印象的なのはゼネラルミルズがいい感じに下がってきている事です。成長性に疑問符がついているのも事実ですが、ハーゲンダッツ始めブランド価値がそこそこ高いというのも事実。景気悪化局面では積極的に選ばれる食品会社だと思います。

ホールフーズの値下げは品物によっては不十分だとウォール・ストリート・ジャーナルで見かけました。私は米国内においても格差や分断といった言葉が飛び交うなか、いつかホールフーズに足を運べるような中流は居なくなってしまい、結局みんなウォルマートやパッケージ食品に戻るんじゃないかと思っています。勝手な予想ですが、ヒルビリー・エレジーを読み進めていく内に確信に変わりつつあります。取り残された元中流の生活の一端が垣間見えます。

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち

 

今後の方針

投資している個別株は15銘柄にもなります。最大でも20銘柄以内としたいのでポートフォリオの完成も目前かと。

景気循環別の比率では「回復」が最も低く、またセクター別では金融がゼロ%なのでJPモルガン・チェース(JPM)かウェルズ・ファーゴ(WFC)といった銀行株かブラックロック(BLK)が候補。次点でユニオン・パシフィック(UNP)のタイミングを探ります。

現在所持している銘柄は決算の中身を眺めつつ原則としては保有継続とし、売却を考えているものはありません。

 

 

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