IBM 投資家の私をあざ笑うページ 3Q2017
こんばんは、ノディでございます。
IBM
の3Q決算が発表されています。
結果としては減収記録の更新継続が決定したとのことで、もはや何も感じなくなってきました。
MicrosoftやAmazonがIBMのシェアを奪っていきそうなニュースに直面するのも日常茶飯事。
シェアホルダーとしては落ち着けるわけもなく、決算を恐る恐る見ています。
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実際、苦しんでいるのか売上総利益率も減少しています。
また、決算のたびに
「コグニティブソリューションの成長率パネーから」
と聞くような気がしています。
確かに業績への寄与も事業の利益率も高水準ですが、3Q 2016と比較して成長率は明らかに鈍化しており、天井が見えてきたと感じました。
3Q 2016
3Q 2017
今回好調だったと伝えられたクラウド事業含めて、成長率が低くなっている事がわかります。
一部報道ではメインフレーム事業も持ち直してきている。とありますが、全社を支えるほどのインパクトがあるとは思えません。
今後もコグニティブソリューションとクラウド事業の貢献が必要ですが、競争が激化している面もあります。
そろそろ次の「種まき」を期待したいところです。
マーケットは今回の決算をとりあえず好感しているみたいですが、余談を許さない状況にあります。
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つづいて投資方針ですが、保有継続です。
株価がどうとかではなく、営業利益率と配当性向が危険水域に達するまでは持ち続ける予定です。株価をある程度意識しなくて良くなるよにするための分散投資です。心の安全域です。
どこから「危険」なのかは非常に主観的で曖昧なのですが、
『22四半期連続減収』
というフレーズが過剰に恐怖を煽っているだけで、まだまだ優良株と言っていい水準にあると考えています。
これが「普通の会社だな」と感じ始めてから悩む事にします。
前回の決算の記事はこちら