泡沫投資家が感じた最近の相場 2017年10月
こんばんは、ノディでございます。
最近の相場で感じたことを書いていきます。
泡沫投資家が何を考えているか、参考にしていただければと思います。
12月米利上げは既定路線
エコノミスト調査でも言われていますが、今年の12月にFRBが利上げを決定するのは確実ではないでしょうか。
問題はその後ですが、FRB議長人事の不透明さが気になります。
材料が無くなって一端ドル安に振れるかもしれません。
12月利上げといえば2015年末から2016年初にかけ、一時的に株安に転じた局面がありましたが、サウジがイエメンのイラン大使館に空爆したニュースとか、北朝鮮が核実験を行ったとか、中国市場でサーキットブレーカーが発動するなど、突然の出来事が目白押しでした。
地政学的なリスクは予測できませんが、今年の終わりにはそのような株安は無いと踏んでいます。
FANGがおとなしい
Amazonやハイテク株の高騰が散々騒がれてからしばらく経った今、妙に静かで横ばいが続いています。新規投資には少し懐疑的に見ている人が多いことの現れかと捉えています。
ただ株価はともかく業績の上昇は続くと思っています。
ウォルマートはAmazonの売上高の倍はあり、ECのシェアはまだまだあらゆる品目で上げていきそうです。
ハイテク株も大手が競い合っている状況で寡占状態はそのままです。
市場はまだ理性を保っている
ただいま決算シーズンですが、予想を落とした会社、上回った会社で株価が素直に反応しています。循環物色で割安な株もいずれ上がってしまうと思いますが、今の市場には「何を買っても儲かる」ような雰囲気は感じられません。
期待感は別として健全性を保っていると考えます。
バルチック海運指数
私がよく確認している(参考にはあまりしていない)指標にバルチック海運指数があります。ドライバルカーの運賃指標です。
先行指標として、どの程度まで役立つかはこれから経験して学んでいきますが、ここ2年ほどは上昇基調です。
以前は船余りで散々な状況でしたが大分持ち直してきています。
当然ですが、ドットコムバブルの時はそれほど上げていない事に注意しつつ監視します。
今後の投資方針
私の場合、資金規模がごく小さいので現金比率は気にせずフルインベスト状態をキープするつもりです。手数料率の制約から、1100ドル程度現金が達した時点で買いに動きます。
ただ、割高に感じる銘柄もあり、買い増しにあまり気が乗らない状態です。
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)やユナイテッドヘルス(UNH)など割高に感じる銘柄がどんどん上がっていくので難しいです。
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