泡沫投資家ノディの米国株入門

インフレに勝ちたい

IBMを手放して一夜。ホールド出来る人は英雄だと思った。

こんばんは、ノディでございます。

 

IBMを全て売り払ってしまってから一夜。

 

この後どうなるのか誰にも分かりません。

投資は完全に自己判断、自己責任の世界です。

配当の喪失感も相まって、間違った事をしでかしたんじゃないかと一夜明けた今でも思っています。

 

配当は何よりも重要です。QQQに手を染めたとは言え、それは傍流であって、私は配当金の最大化に投資のモチベーションの多くを依存しています。

 

 IBMのような連続減収、EPS横ばいの企業に対して、ある確信を持ってバイ・アンド・ホールドできる人は本当にすごいです。

 

失礼ですが普通じゃない思考の持ち主です。

普通じゃないから尋常じゃない利益を手にできるのだと思います。

Amazon株のバイ・アンド・ホールドで大金持ちになった人の話を聞かないように、配当だけが頼りとみなされている成熟企業株へのバイ・アンド・ホールドで、大金持ちになった話もあまり聞きません。

 

 

あらゆるメディア、ブログ、SNSでのつぶやき、そしてマーケットが悲観的な言葉を繰り出す中、歴史と経験、数字を頼りに方針を貫ぬく人たち。

 

英雄です。

万余の血を吸った地獄のような市場で、最後の最後までホールドしていた人を僕は英雄と呼ぼう。

 

そして一方、泡沫投資家である私は、過去の人類が繰り返してきた愚行の足跡をなぞっているように感じてなりません。

市場がある程度効率的なら、売買をした数だけ手数料面で不利になります。値動きの激しい証券を底値で売り払うような精神状態であることも今回の取引で露呈したわけです。

 

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私がIBMを買ったのは、今夏のボーナスが出た頃です。

たった4ヶ月。泡沫すぎてうける。

この間見聞きした言説といえば、

 

「10年に一度の買い場」

「去年より割安」

「利益率は申し分の無い水準」

「ここ数年で最高に割安」

「昨年と同等の割安さ」

「過去10年で最高と言われた昨年より安い」

「今世紀で最高の買い場」

 

というものか、それに近い言葉。

少し誇張気味ですが、実際こんな感じではないですか?

 

 

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IBMを見守る英雄的投資家の頼もしい背中

 

 

でもいつか、配当を出していない、株主のお金を使い放題の節操ないBIGな奴らをブチのめす日が来るといいですね。

やっぱり自分の(当初の)目論見は間違っていなかったという、ささやかな慰めになりますから。

 

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IBMを手放した記録です。たった数ヶ月で後悔することになるかもしれません。

 

 

 ETFの過去記事ですが、IBMも登場しています。

 

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