IBMのような優良株を売るなんてバカなことをするんじゃない
こんばんは、ノディでございます。
昨晩、米国株の取引を行いました。
国内約定日 :2017/11/21
売却
IBM
150.58 USD x 12株
AT&T
34.49 USD x 78株
買付
QQQ(パワーシェアーズQQQ NASDAQ100)
154.02 USD x 17株
BLK(ブラックロック)
473.61 USD x 4株
取引後のポートフォリオは下画像のようになります。
またひとり、ハイテク株のマネーの匂いに敗北しました。
既に仕込んでいる人にとっては、売り抜ける理由がひとつ増えたことと思います。
QQQはFAAMGだけで約44%に達します。
私のポートフォリオには3.5%ほど、彼らが加わったことになります。
米国大型優良株の売却は切ない
IBMとAT&Tを全部売却しております。
バカなことはやめろ、今売却しようとしている株がどんなものか分かっているのか!?
超優良株だぞ!高配当だぞ!
そんな思考が、グルグル頭の中を駆け巡り、平日は月曜日の深夜だというのに、SBI証券のHPを開いては閉じ、開いては閉じ。
受取配当金が100ドルも減るような決断はかなり堪えます。
本能というか、遺伝子レベルで売却を拒否しようとする欲求を強く感じました。
最後の最後まで、売却はやめてボーナスで買えばいいのでは?
という囁きもありました。
でも最後はポチッと一突き。変な汗ダラダラ...
優良株との決別は切ない。
二度と体験したくありません。
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理由というか言い訳
IBMのコグニティブ事業はずっと堅調な伸びを示してきましたが、伸び率は鈍化していて、いつか曲がり角にぶち当たるんじゃないかと思ったためです。
そして、それだけを足がかりに株価が支えられてきたと思っているので、そこに疑問符が付くと大惨事になるんじゃないかと疑心暗鬼に。
恐らく、そのような時は他の大手ハイテク株の調子も怪しい市況だと思いますが、QQQなら分散投資という魔法で乗り切れると考えたためです。
ここから一段と下がったら、どんな精神状態になるか想像も付きません。
営業利益率は全く問題なく推移していますが、株価が戻らないまま長期低迷に陥る危険性を意識してしまいます。
よってバッサリ売却。
AT&Tは価格の下押し圧力はしばらく続きそうだということと、単に身近なブランドを持っていないからです。
こちらもバッサリと売却に至りました。寡占的な構造は続くでしょうし、IoT時代では需要も強いと思います。高配当も魅力です。
他にどうしても今すぐ欲しい銘柄がない限り、売却に動くのは間違っていると思います。
でも、持っててつまらないんです。身近じゃないから。
ゼネラル・ミルズ(GIS)も今回売却を検討しましたが、ハーゲンダッツは好きなので残しておきました。
分散投資という甘え
依然として、ポートフォリオの半分はディフェンシブ株が占めています。
仮に2割程度まで情報技術セクターを引き上げた後、半値になるような惨事が起きたとしても、メンタル面では耐えられると思っています。
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