順調に米長期金利が上がっています
こんばんは、ノディです。
アメリカの長期金利が上昇基調にあります。
3%の心理的節目を超えるかどうか気になりますね。
債券に投資妙味を感じつつも、私は多分手を出さないと思います。
そりゃあ、相場の大天井で見事に株売り、債券買いが決まれば理想ですけれど、そんなトレードは(私には)できないと分かりきっています。
さらに言うと本当の天井で株を慌てて買い戻したあげく、急落後底値の狼狽売りで大損する姿が目に浮かびます。
そもそも
長期金利が上がり、インフレが進行したからといって、それで何か起きるのでしょうか?
単にリスクフリーレートが上がっただけで、株式の背後にある企業の現物資産や労働者の実質的な価値が何か変わるとは思えません。
むしろ名目の利益が向上することで負債が小さくなるとか、労働者に支払う給料を硬直的にすることにより利益を増加させられるシナリオも考えられます。
ただいずれも長期ではあらゆる硬直性は正され、本来の価値に戻っていくでしょう。
結局のところ、貨幣供給量を操作することでモノの価値(値段でなく)を変えることはできないはずです。
長期的には金利上昇は株に何の影響も与えないと思います。
個別株特有の事情は知りませんが...株価指数ならまず間違いなく。
短期から中期的な揺れ動きや調整、もしくはそれに付随する政治的な失策はありえるでしょうけれどそれを予測するのは私には不可能です。
増してや機を見て上手くトレードしようなんて...
ケインズ先生も「嵐が過ぎれば海は平穏だというなら経済学者はいらない」と言ってます。
ここは開き直って嵐を過ぎるのを待ちましょう。
株式の買い持ちが私のような情弱投資家にはお似合いだと信じ、実行していきたいと思います。
債券比率について悩む暇があるのなら、次のリセッション時に勤め先が無事かどうか、ダメなら自分がどう動くか、ボーナス全カットでやっていける家計か、生活防衛費は充分かを見直して備えた方がよっぽど投資家らしい行動じゃないでしょうか?
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フェイスブック株は前下がった時に売りました。
持ち直しつつあって舌打ちモノですが、
不安要素を抱えた個別株を抱えることは辞めました。
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