泡沫投資家ノディの米国株入門

インフレに勝ちたい

貯金感覚投資が多数派の世界は株式リターンが年率3%台になるだろう。

論点がずれているのは明らかですが、すこしピントがおかしいやつも市場に参加していた方が厚みとか多様性やらがあって良いと思いませんか?

 

論点どころかブログ村カテゴリーからもずれてる...

...NASDAQが躓くと新興国も日本もコケそうなのでVIXがどこまであがってしまうか注視しています。

朝見たら9%程上がって14.26%

まだリスクオフの雰囲気とは言えませんが...

保有株ADBEが移動平均線を割ってしまい頭の中でサイレンが鳴り響いています。CRMが反発するかでADBEの運命も決まりそうですがどうなるか?

退避を強いられた場合は医療保険株のHUMかANTMへの投資を思案中。

 

 

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もしも、貯金感覚で投資をする人が大多数となってしまった世界を考えます。

株価が上がっても買い、下がっても買いという謎の資金がどこからともなく湧いて出てきます。買い手が常に売り手より多いならば誰が株式を手放すだろうか?

終いには株式のリスクプレミアムは無くなってしまい、リターンは実質消費成長率と同じところになるまで釣り上げられて二度と戻ってきません。(過去の実質消費成長率は年3%台だ)

www.homatsu-noddy.com

 

金融危機になったらみんな震え上がって株を手放すから、そうはならないと考える人もいるでしょうが、近頃の企業はどこもストックビジネスとかサブスクリプション方式とかリカーリングなどと曰い景気変動の波を打ち消そうと躍起になっています。私は信用収縮を伴うような金融危機が消失し、景気変動による不況を調伏する日がいつか来るだろうと考えています。

そうなったら最後、すべての株式がディフェンシブ銘柄扱いされてしまい、安心して貯金感覚のお金が注ぎ込まれる結果、株式リターンは抑制されてしまうでしょう。

加えて、寿命と定年が現在より延びていれば現役時代の投資利回りが現在よりずっと低くても正当化できます。 

PER30台が常態化し、売り買いは現金が余っている人から必要になった人に渡すくらいの、細々とした出来高にまで落ち込んでしまう。まさに定期預金感覚の世界で、僕らの知ってる株式市場とは全く異なるものです。

悪い事とは言いません。でもそうなってしまう前に私はそこそこの利回りでお金を手にしたいので、貯金感覚投資が主流になって株式投資が死ぬのは、あと30年ほど経ってからにして欲しいです。

 

まとめ

・私がリタイアする前に株式が買い上げられたら駄目なので貯金感覚で投資することは社会悪。絶対に許されない。

・私がリタイアする段になったら高値で売りつけたいので貯金感覚投資は正義の投資。労働者が広く資本を所有し新時代の社会主義を建設しよう。

・他人の投資方針に横からアレコレ言う人は老婆心だけではなく、なんらかのポジショントークを含んでいるはず。無意識かもしれませんけど。

 

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