泡沫投資家ノディの米国株入門

インフレに勝ちたい

沈没する我がポートフォリオ。資産状況と内部収益率_2018年12月月初

すっかり更新をサボってしまいましたが、相場はお構いなしに動いていきます。

 

2018年12月の運用状況書き出しです。

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内容としては、米大型株、新興国株の買い。米小型株の売りというもので、往復ビンタを食らいそうになっている状況です。

 

TZAはラッセル2000のベア型ETFです。

・小型株は2月の調整で真っ先に回復した小型株は今回は一番早く下落を始め、戻りも弱い。

・大型人気株に最後の資金が集中するならそれで良し。

・下落への順張り

・空売りしたときのメンタルを確認したかった。

等々を考えて投資実行。

 

...したものの、実際にベア型の商品を手にするとまあメンタルが試されます。やっぱり株価は上がって欲しいものなので、価格の下落と上昇を取り逃する恐れと合わさり余計な売買への誘惑を感じます。

ポートフォリオ全体で見るとベータが消えていても個別には真っ赤ですし。

でも、下落本番前に演習ができて良かったのかなと思っています。

(つまり本番では強固な負のモメンタムが無い限り空売りしないということ)

舞台となっているラッセル2000がこんな感じ。

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それを逆転したTZAはこう。

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因みに2015年のチャイナ・ショックからトランプラリーまでの動きはこうでした。

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個別銘柄としては、例えばMSFTの予想PEがKOを下回るなど、成長率を考えたら相対的に安いものも出てきており(FBとかは見ない方向で)、そろそろ買い戻しを考える時期かなと思います。(SPXSを持っている人がFANGを買うのは頭おかしいけど、TZAなら大型株の保有と矛盾しない。)

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買い戻しですが、前々回の記事で書いたような、株式割合をインプライド・ボラティリティを使い、リスクベースでPFを管理するような考えに最近染まってきているため、買い戻し割合の上限としては80%近辺を考えています。

{0.08/(3x0.18^2)}=0.82

VIXが15%を下回るようなオーバーシュートを待っている状況です。

機動的に割合を変えていくので一番上の一覧表も簡素なレイアウトに変えました。

 

10月以降の結果からすれば、まんまと逆張り投資家にお金を移転させただけになりそうです。

しかし、喜んで保険料を支払って一時的に換金した順張り側の人と、リスクを進んで受け入れる代わりに保険料を回収する逆張り側の人に別れたというだけでどちらが賢いというような話にはならないはずです。

逆張り側は平時で保険料を徴収できる。

順張り側は下がりすぎるか上がりすぎたときに利益を得る。

後者の考え方の方が私の選好に近いのでそうしているのです。

 

 

内部収益率です。来月から1年間の棒が追加されます。入出金の影響を補正した収益率です。

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累積リターンです。単純に突っ込んだお金と時価の比較です。

消費が嵩み、少し前から入金が止まっています。来年はガチって突っ込みたいところ。

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利上げを本当に止めるなら円高ドル安。やっぱり上げていくなら株安債券安となかなか難しい局面。量的引き締めは利上げが止まっても続くとしたら有望なのは日経のダブルインバースとか新興国株あたりか?

新興国株は米国の金利政策に明確な相関が無いのと、過去のインフレベータが1なのが魅力です。

日経のショートは東証にしか無いので一部円転も考えています。

 

あと、生活防衛費なるものもPFの現金ポジションとして管理すべきだと頭の中で決着がついたため、来年からの状況報告からは、元生活防衛費を含めたすべての余剰資金を追加した状態で円建て資産をドル換算した数字を載せるつもりです。換算するのは面倒ですが、今年のデータと連続させたいので。

現時点では全部で4万ドルくらいですかね。

それにつけても金の欲しさよ。

 

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