シーゲル教授だって半分はインデックス投資にしなさいと言ってる
こんばんは、ノディでございます。
高配当の優良株投資はすぐに利が乗らず、最近のような好調な市場では市場平均を下回ることがあります。
自分の戦略が本当に正しいのか、再考を迫られているような感が出てきます。
全部私の事です。
ジェレミー・シーゲル氏の『株式投資の未来』では、ひとつの答えが示されています。
そもそも本書でシーゲル教授は、株式ポートフォリオの半分を、国際インデックスファンドに割り当てる事を推奨しています。
「成長の罠」に代表される、投資家の期待度が低い、大型優良高配当株に投資する『高配当戦略』と生活必需品、ヘルスケア、エネルギー企業に重点を置く『セクター戦略』はせいぜい3割程度の比率でしかありません。
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半分はインデックス投資とすることを推奨しています。
(当然ですがリターンは保証されたものではありませんし、アメリカ国民向けの比率であることに注意が必要)
この比率を踏まえ、また万人向けの単純な比率は存在しないとした上で、シーゲル教授は
(リターン補完戦略の)どの戦略にしても、卓越したパフォーマンスが保証されているわけではない。
どれを選んでも、ほぼまちがいなく、市場平均を下回る時期があるはずだ。
そうした時期に不安を駆られやすい投資家は、リターン補完戦略に充てる比率を引き下げ、インデックス運用の比率を引き上げればいい。
と仰っています。
私の場合、リターン補完戦略が100%になっています。
これで本当に市場平均に食いつく事ができるのか自信はありません。
抜かせるとは思っていません。でも高配当戦略を取っているのは配当金の存在が本当に大きいからです。
とはいえ、高配当株が心の安定にプラスになるのと同様に、市場平均そのものに投資をすることも、心の安定に繋がるのでは?と最近思い始めています。
15年経って振り返った時、市場平均に大幅にアンダーパフォームしていたらどう思うか?
割合などは全然決めていませんが、S&P500か、それに相関係数のごく近い何かに投資をするかもしれません。
相場に長くとどまることを目指すためです。
下げ相場になったら、それまでとは逆に高配当株への投資が心のクッションになってもらえれば十分です。
資金規模がまだまだ極小の私は、戦略をコロコロ変えることが許されているという理解です。
吉に出れば万々歳、凶と出てもまだ給料から補填できるレベルです。
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つい昨日の記事です。
市場平均を引っ張っているのがハイテク株である以上、それらへの投資は避けられない。
泡沫投資家がハイテク株に敗北する瞬間が見えてきました。
イグジットの用意は万全ですか?
言ってることちかうじゃねーか!たったひと月前の意見です。