VGT(バンガード・米国情報技術セクター ETF)はAmazon以外のハイテク株に投資できるETF
こんばんは、ノディでございます。
私のポートフォリオに足りないのは情報技術セクターです。
市場平均に占める情報技術セクターの割合は4分の1ほどもあり、リーマン・ショック以降の市場の成長は彼らが演出してきました。
これらハイテク株は収益構造の変化が素早く、業界人でも無ければ、米国人でも無い私たち個人投資家が下手に手を出せば、手痛い勉強代を払うことになるかもしれません。
Windows 95の発売から、たった12年で初代iPhoneが登場しています。
1995年当時、誰が現代の社会を想像できたでしょうか?
リーマンショック時はスマートフォンなんて普通の人は持っていませんでした。当時のニュースを見ても全員ガラケーです。
でも、今後の世界について簡単に想像出来ることもあります。
法人向けのクラウドサービスが拡大していくでしょうし、
オンライン決済サービスはより身近になって、その手数料の総量は増え続けるはずです。
さらに、AIによってビッグデータの活用が進み、日常生活の行動に影響を与える事が増えていくことは誰にでも予測が可能です。
しかし、どの分野も長期間安定して覇権を握った企業はありません。
現在の業界トップが3年後どうなっているのかすら想像できない有様です。
Windows 98が私が最初に使ったコンピューターですが、登場から20年経っていません。いくらなんでも進歩が早すぎます。
今日の王者が明日の敗者になるかもしれない事を、頭に入れておいたほうがいいでしょう。
進化の遅い生活必需品株はたった数年で業界が書き換わる事は考えづらいです。ディフェンシブ株は個別株で行くべきだと思います。
でもリスクが高いからといって、情報技術セクターの高リターンを無視するわけには行かない。
IVVと同程度の比率で持っておきたいが、個別株はお腹が痛くなりそうだ...
となれば、ETFがひとつ候補となります。
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バンガード・米国情報技術セクター ETF
本日の主役です。
MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50 インデックス
にを採用したETFです。
"私のインデックス"
『バンガード・米国情報技術セクターETF (VGT)』 バンガード・グループ |ETF・インデックスファンド詳細
では、直近10年で年率平均10.9%のリターン
配当再投資の10年トータルリターンでは、11.83%を叩き出しています。
この期間、市場平均(IVV)よりも配当再投資込みのリターンで3%以上の差をつけて勝っています。
10年といえばリーマンショックを挟んでいますから、その強さが垣間見えます。
経費率は0.10%です。
TOP10社とそれ以外の比率
組み入れ資産の上位10社で55%と半分以上を占めています。
特にAppleとMicrosoftはそれぞれ1割を超える割合です。
インデックスだからリスクは少ないとまでは、ちょっと言えない状態です。
ここ数年の高リターンが逆回転しようものなら、大変な事になるでしょう。主にメンタル面で、他のセクターへの分散投資が重要です。
アイツがいない
情報技術セクターのインデックスですから、一般消費など他のセクターに属する銘柄は当然組み入れられていません。
この中には、Amazonが居ません。
それを良しとするかどうかは個人の裁量に任されています。別途個別で手に入れるか、別の商品を検討するか?
ちなみに、11位はみんな大好きIBMです。
インデックスは無知へのヘッジです。あなたも私も全員無知です。
自分は無知でないと言って、アクティブ運用して良いのはバフェット氏だけ。
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過去記事です。